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結核について
日本で主要な感染症、「結核」についてもっと知ってください!
■世界レベルでまん延している「結核」

世界では、総人口の約3分の1(20億人)が結核に感染しており、毎年800万人が新たに発病し、130万人が命を落としています。そして、その多くはアジア地域をはじめとする開発途上国で発生しています。また、HIV感染者の増加が結核のまん延を加速させるなど、深刻な問題となっています。

結核とHIV/AIDS、それらにマラリアを加えた、3大感染症は全体で毎年約400万人の生命を奪っています。感染症対策の重要性は国を超えて広がっており、日本政府は世界エイズ・結核・マラリア対策基金に累計21億ドルを搬出しています。

■「結核」は日本で主要な感染症

日本における結核の現状は、全国に広くまん延していた時代から、高齢者等、都市部を中心に患者が集中する時代に変化しています。しかし、依然として主要な感染症である事には変わりなく、世界の中でもまん延国とされています。1年間に新たに患者になる人は約2万人、死亡する人は約2千人にものぼります。

現在の高齢者は、若い頃に結核流行時を経験していて、既に結核に感染している人が多く、体力・抵抗力が低下した時に、眠っていた菌が目を覚まし発病しやすくなります。
反対に、若い世代の多くは未感染のため、菌を吸い込むと感染しやすく比較的早い時期に発病する危険があります。

さらに、HIV/AIDSは日本で増加の一途をたどっており、1年間の新規のHIV感染者数とAIDS患者数の合計は、すでに1千件を超えています。 HIV感染者やAIDS発症者に結核菌が感染すると命とりになります。結核とAIDSの合併は、今後問題となる危険をはらんでいます。

咳が出る時にはマスクをつけましょう。
■「結核」は、人から人へうつる病気なのです

結核とは、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。結核菌は重症の結核患者が咳やくしゃみをした時に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって感染します。

結核の初期症状は、風邪とよく似ています。咳やタンが2週間以上続いたら必ず医療機関で受診しましょう。早期発見が適切な治療につながり、また集団感染などの事例をなくすことにもつながります。

■薬をきちんと飲めば「結核」は治ります

結核に感染しても、必ず発病するわけではありません。通常は免疫機能が働いて、結核菌の増殖を抑えます。ただ、免疫力だけでは結核菌を殺すことはできないので、免疫力が弱まると発病するというケースが増えています。

もしも、結核に感染し、発病したとしてもタンの中に結核菌を出していない軽症の患者の場合は、他人にうつす恐れはありません。重症患者も、結核の薬を飲み始めると、タンの中の菌は激減します。咳が止まれば周りの人に感染させる危険性は少ないので、心配する必要はありません。

■「結核」を知ることが予防への第一歩

結核を正しく知る事が、結核予防の第一歩です。結核は、注意をしていればそれほど怖がる必要はありません。2週間以上咳が続くようでしたら、必ず医療機関を受診しましょう。早期発見は本人の重症化を防ぐだけではなく、大切な家族や職場等への感染の拡大を防ぐためにも重要です。

■「BCG」は赤ちゃんを結核から守ります

抵抗力の弱い赤ちゃんは、結核に感染すると重症になりやすく、生命を危ぶむことすらあります。結核を予防するためにBCG接種を受けましょう。予防法の改正により、赤ちゃんへのツベルクリン反応検査は廃止され、BCGは直接接種となりました。一生のうち一度だけの機会です。生後1歳に至るまで(標準的接種期間は生後5ヶ月に達したときから生後8ヶ月に達するまで)に受診しましょう。

■患者さんの服薬を直接見守ります

DOTS(ドッツ)とは直接服薬確認療法のことです。つまり、医療従事者は患者に薬を処方するだけではなく、患者が服薬するところを目の前で確認し、支援する方法です。

結核と診断されても、6ヶ月間毎日きちんと薬を服用すれば治ります。しかし、症状が消えたからといって、治療の途中で服薬を止めてしまうと、菌が薬への抵抗力をつけ、薬が全く効かない多剤耐性結核菌になることもあります。これを防ぐためにもDOTSは有効です。

法律により、DOTSの推進は強化され、入院患者に対する院内DOTSから始めて、退院者への手厚いケアを行う地域DOTSの必要が叫ばれています。

■もしも身近なところで「結核」が発生したら

現在でも、結核の集団感染の発生はなかなか減りません。高齢者の間では、若い頃に感染しそのまま発病せずに眠っていた菌が、体力・抵抗力が低下した時に目を覚まし発病することがあります。

また、若い世代の多くは結核に感染しておらず結核菌を吸い込むと感染しやすく比較的早い時期に発病する事があります。このように結核に対するリスクがあるにもかかわらず、結核は過去の病気と思いこみ、症状が現れても本人も医師も気付かず、受診や診断が遅れ、集団感染につながる場合が増えています。

しかし、これまで述べたとおり、結核は注意していれば予防する事ができますし、もしも発病してしまっても薬を飲み続ければ治る病気です。また、タンの中に菌を持った患者からしか結核が感染することはありません。感染してしまったとしても発病する確率は10人に1人程度です。身近なところに結核が発生しても、過剰に恐れることはありませんが、心配な場合は最寄りの保健所にご相談下さい。

なお、結核は継続して治療が受けられるように、感染症法に基づく結核医療費公費負担制度により治療が公費により負担される場合があります。このような負担制度の詳細につきましても、同様に最寄りの保健所にご相談下さい。

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